消費者金融のイメージと評判について
消費者金融といえば、昔は実際のニュースや映画やドラマなどの影響で高利貸し、取り立てが恐ろしい、悪質、銀行ローンなどの大口融資に影響するといったマイナスなイメージがありました。しかし、最近では大手の銀行との連携(アコム・三菱UFJ銀行、レイクALSA・新生銀行、プロミス・三井住友銀行)を行ったり、貸金業法の改正を行いました。他にもCMを頻繁に流したり、借入をしてもダイレクトメールが送られなくなり、大口融資にも影響しなくなりました。そのため、これからは以前より良いイメージを持たれていくでしょう。
貸金業法の改正による利用者への主な影響
・総量規制
借入総額が年収の三分の一までに規制されます。しかし、銀行系カードローンなどの例外はあります。
・一定額以上の借入は年収の証明が必要
1社からの借入が50万円以上あるいは複数の金融機関からの借入総額が100万円以上の場合、源泉徴収票や所得証明書類などを提出する必要があります。
・個人事業主は事業計画などの提出が必要(総量規制以上の借入をする場合)
・専業主婦(夫)の方は配偶者の同意が必要
・個人の信用情報の登録が必要
指定信用情報機関制度の導入により、金融機関が利用者の借入総額や残高が把握できるようになりました。
・上限金利の引き下げ
以前は出資法では上限金利が29.2%、利息制限法では15~20%となっていましたが、出資法の上限金利が20%に引き下げられました。
これらの改正により、消費者金融は今までのマイナスイメージを払拭してクリーンなイメージになりました。それに伴い評判もこれからますます良くなっていくのではないでしょうか。