病気療養中でも利用できる消費者ローン

病気療養中で働けず、保険金だけでは治療費・生活費の捻出が厳しいという場合に消費者ローンの利用を考える方もいるでしょう。しかし、安定した収入がないと借入は難しいようです。そこでまずは国の制度を利用すると良いと思います。高額医療費に対する国民健康保険の還付金制度、会社の傷病手当金、医療費の分割支払いなどがあります。病気になる前から消費者ローンと契約していて、このような公的扶助(生活保護は不可)を受けていれば追加申し込みが出来る場合もあるため、これらの制度を利用して治療に専念しましょう。
次に返済の途中で病気になってしまった場合ですが、複数の金融機関から借入しているときはまず利息や返済状況の再確認が必要です。そしておまとめローンなどで借金を1本化すると自分の借金の状況がわかりやすくなり、返済もスムーズにいくでしょう。借りているのが1社だけでもそうでなくとも病気の間も少しずつ返済を進めておき、体調が良くなって働けるようになったら返済金額を増やしていくのが良いと思います。
結論としては、病気で収入がなくなってから消費者ローンを利用するのは難しいかもしれません。なぜなら消費者ローンの利用には「月々の安定した収入」が重要視されるからです。しかし、休職中なら利用できるかもしれません。あるいは審査基準の甘い消費者ローンを探すという方法もあります。ただし、これは悪徳業者に引っかかる可能性が高いため、どうしてもというときの最終手段にした方が無難です。その際は慎重に下調べしましょう。

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